稲刈り前の草刈りは畦際も念入りにします。
お盆も過ぎて稲刈りに向けて準備します。
畦と畦際をきれいに草刈りをします。
まだ、全体が青くこれから実が入ってきます。
準備のメインはコンバイだ。オイルが必要な箇所はどこかな。
コンバインを更新しました。4条刈48馬力のパワーのある機種です。もちろん運転は初めてなのでマニュアルと首引でレバー、ボタンなど機能を確認してゆきます。ここに一番時間をかけます。
農業者の高齢化から兼業農家は減り田圃を委託する人が多く、農地委託を主に大規模農家に変わってきてます。田圃も耕地整理が進み3反、5反の広さの田圃に変わり、広さに応じた大型農業機械に入れ替わっています。
このコンバインは4条刈48馬力で僕のような1町6反の田圃にはもったいないような大きさです。ある程度馬力のあるコンバインが必要と思い更新しました。
一つは秋雨前線が来る前に早く刈取り終えられるように。一つは高齢者には労力負担が少なく短時間で作業ができるようにと。この点は損得抜きで農業ができるようにと大型機械に更新しました。
コシヒカリは転ばず黄金色になってきました。もう数日で刈り時です。
僕の田圃は左の転んでいない田圃です。
コシヒカリは草丈が長いので肥料の加減や強い雨で倒伏しがちです。
楽一という倒伏防止剤の入った一発型の肥料を初めて使いました。
通常の元肥、穂肥を使ったイネより草丈で10〜15センチほど短く成長していることが倒伏を防いでいる一番の要因かなと思います。
それから素人には出穂前の穂肥えという追肥の加減もわからないので一発型の肥料を使います。
稲が早い時期に転ぶと大変、コンバインでの刈り取りも手間が掛かるし稲も下のほうが腐ってきます。収量が少なくても手間のかからない肥料が一番です。これなら田植機で施肥して終わりです。
なお、更に窒素分が多いと倒伏の可能性が高いので肥料の既定量より10%減らしています。
いよいよ刈取り時期が来ています。
そのタイミングは出穂時期から積算温度で約950℃〜1000℃に到達した日と言われています。
それから稲籾の黄金色も目安です。この目安になってきました。
稲刈りの開始です。
稲が転んでいないのでとても快適に刈り取りできました。年金農業者としては収量が少なくても手間がかからないことが一番です。
刈り取りした籾はコンテナに入れて、近くのJAカントリーに軽トラで運びます。
自家消費米は家の乾燥機、籾すり機で玄米にします。家族で食べる分と贈答、知人に頼まれている約36袋前後です。籾摺り作業も半日あれば終わります。出荷する米は量的に多いのでJAさんにお願いします。
お天気に恵まれた稲刈りでした。一番広い田圃を刈り上げて今日の作業は終了、都合5日間で終わりました。
強い日差しと暑さでバテバテ、今日は早めに止めて冷たいビールで打ち上げしましょう。
今年の反省点、ヒエ抜き作業をした後のヒエの山です。種子がありますので来年のため焼却します。除草剤散布後に水を追加注入した結果、薬剤が薄れ水口のあたりにヒエ等の雑草が繁茂した大失敗の痕です。労力と時間をかなり浪費しました。
さて刈時の目安とは
気候変動から出穂前の高温、出穂後の高い気温により収穫適期が早まってきました。以前は15日前後から20日頃が刈取りだったんです。昨年23年は9月7日、今年24年は9月8日と10日ほど早まってきています。この傾向は多分続くんでしょうね。
刈取りの目安は、①アメダスによる出穂後積算気温1000℃乃至は950℃を基本として ②籾の黄金化率85%と言われています。
でもなかなか判断がつかないので幼馴染のB君に聞いてみる。B君もJA営農指導員S君にご足労願った。
これがその時の稲穂です。枝全体がまだ青いが上の枝は少し枯れかかっている。なので刈り遅れないように明日、9月8日より刈取りすることにしました。
この1枚 アーチー・シープのLet My People Go
時で言えば、アルバムジャケットのような若干暗めの夕暮れ、色で言えばブルーな1枚です。一日が終わり穏やかな夕暮れ時に聴きます。
80歳代のサックス奏者、アーチー・シープと40歳のピアニスト、ジェイソン・モランとのセッションです。時には母のない子のように「Sometimes I Feel Like a Motherless Child」をはじめ『A列車で行こう』の作曲者であり、 デューク・エリントン楽団のアレンジャーで知られているストレイホーンの「イスファハン」や「ラッシュライフ」、セロニアス・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」を取り上げてます。
1 Sometimes I Feel Like a Motherless Child
2 Isfahan
3 He Cares
4 Go Down Moses
5 Wise One
6 Lush Life
7 Round Midnight
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