機械オンチがメンテナンス事項を整理してみる。
今回は、すぐ使うトラクターのメンテナンスがテーマです。コンバインは田植えが終わったら時間をかけてやろう。これまでは取扱説明書をろくに読まずに動かしていました。これではイカンと、今回、取扱説明書を本格的に読んでメンテナンスすべき事項を整理します。
取扱説明書は読んでも頭に入りずらいので、機械別にノートに書くかPCワープロで整理するのが有効だ。今回、Wordpressで画像付きで整理してみます。
主な点検箇所と確認箇所
点検箇所は大分けするとオイル、グリース注入箇所とロータリーの個所です。
確認箇所は動かす際に確認しておくべきボタンやレバーなどを復習します。
農業機械は使う回数、日数が少ないのでつい動かし方を忘れてしまう。
農業機械は車と違い毎日動かすわけでないので動かし方を忘れます。トラクターはそれほどでもないけど、1年間に1日しか動かさない田植機は「どうだったかな」と忘れてしまいます。
農業機械は年に何日も使わないが、機械なしで作業はできません。農業機械はとても高価で壊れたら買え替えは年金生活では大変です。だから、メンテナンスを十分やって死ぬまで使えるように長持ちさせる。時間は十分あるから取扱説明書を読む。分からない箇所はネットで調べる。頭の活用になるから老人にはいいのではないでしょうか。
エンジンオイルは2022/5月にバッテリーと一緒に交換しました。
なにしろ何処をいじればいいかさえ分からないのだから、yutubeで見ながらおっかなびっくりやってみた。これは上手くいった。
(写真をとってないのが残念)
Amazonでバッテリーを購入
これ以外のメンテナンスはしたことがないので取扱説明書を読むと次のようだ。
ミッションオイルを交換した。
ミッションオイル交換 2024年4月実施
調べるとミッションオイルは平成23年の交換でした。それ以後、父が病に伏したこともありなにもせず13年経過している。相当なもんだ。これはオイル交換したほうが良い。早速、イセキ担当者さんへ電話してトラクターを取りにきてもらうことにしました。何しろ交換するオイル量は20Lもあるそうで廃油処理も大変だし、交換後のエア抜きもどうするか分からないから頼むことにしました。ついでにミションオイルフィルタも交換して、ロータリーの上げ下げをコントロールする部分もゆるくなっているようなので点検してもらうことにしました。
オイル交換とロータリーの点検にかかる請求書です。なかなか高価です。
ミッションオイルの口は後輪のロータリーと結合するあたり、オイル注入口とオイルゲージがあるので分かりやすい。
ミッションオイルの交換メドは200時間ということです。Yutubeを見ると230時間で交換しているとか言っている。このトラクター使用時間は500時間、16年使用しているから年31時間の使用のようだ。そうすると、前回交換から13年×31時間=403時間もオイル交換していない計算になります。ここで換えれば、多分死ぬまで大丈夫だろう。
油圧オイルフィルターも交換しました。アクセルペダルの下あたりにある。記憶力が衰えることを踏まえて白インキで交換日と部品名を記した。
フロントアクスルとロータリーのオイル交換は不要だった。
フロントアスクル(オイル80番)は交換時間が600時間ということで、まだ交換は不要だった。場所は前輪の下です。
ロータリー部分のオイル交換はしたことがない。
ギアケース側とチェンケース側に140番のオイル交換をする。140番のオイルはコメリにはないのでAmazonに注文した。オイル交換は費用を抑えるため自分でする。年金農業者にとって機械を長持ちさせることが大事だ。
ところが、イセキさんが調べたら交換不要とのことだったので実施しないこととした。理由はエンジンオイルのように汚れないので、シールがダメになってオイルが漏れ出したら一緒に交換しましょうということらしい。Amazonオイルはそれまで保管です。
オイル交換は不要だったが白いOILと書かれた蓋が劣化していたので交換した。
アマゾンさんに頼んだイセキ純正『ハイポイドギヤーオイル #140 GL-4』¥5,000
ボンネット内の点検
エンジンオイルフィルターを交換、白インキで記録した。
ディーゼルエンジンはオイルの劣化が早いのでオイルとフィルター交換は早め早めがいいそうだ。
エンジンオイルフィルターの横にある燃料フィルタは黒い固形物が付着しているので掃除してみる。
その他の点検項目は、エアークリーナエレメント内部の清掃、不凍液交換、ラジエターの清掃、ファンベルトの張り具合は大丈夫。
ロータリーの上げ下げ点検
耕深調整の作業機レバーの効きが甘いようなのでそこもイセキに診てもらいました。そしたら今までと違いキビキビと効いて全然違うほどに快適になった。やっぱり長年使っていてダメになっていたのだな。
作業機レバーは一番下の「1」で、上げ下げはハンドルあたりにある作業機上げ下げレバーだけで行うということだ。これまでは作業機レバーで上げ下げしていたことを思うと全然ダメだったなと反省する。
バックアップ、オート感度、デセラ、3P切替、水平切替、水平感度このあたりは出荷時ディフォルトを黒インキ、白インキでメモ書きしておく。
グリースの注入をする。
グリース注入はしたことがある、注入器を使ってニョロニョロと入れる。今回は取扱説明書で注入箇所を調べる。クラッチペダルとブレーキペダルの下3か所、前輪の4か所にグリース注入口がある。これは簡単に分かった。
グリースの塗布箇所も同様にモレがないようにする。スプレータイプが便利でいいようだからこれにしよう。
グリース塗布箇所はユニバーサルジョイント、耕深ハンドル、回転ハンドル、クイックジョイント・スプライン部だ。注油はクイックヒッチ回転部、リヤカバーロック回転部、リヤカバー支点、リンクボール部を説明書で位置確認して終わりです。
爪の交換は先が20センチを下回ったら交換が必要とのことである。今回、実測してみるとやっぱり痩せていた。もう少し使って交換が必要か判断しよう。
この1枚 Cat PowerのBob Dylanカバーアルバム「The 1966 Royal Albert Hall Concert」
このアルバムにはピータ・バラカンさんの次のコメントがいいと思う。
「キャット・パワーのディランは予想をはるかに超える傑作です。あの伝説の1966年「アルバート・ホール」のコンサートを完全に再演する形で、前半はアクースティック、後半はバンド編成、選曲も曲順も同じですが、ディランの最も馴染みの深いレパートリーを工夫もせずに歌っているにもかかわらず、彼女の解釈の力でこの音楽が新たに生まれ変わっています。」
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