初めてコシヒカリを出荷するまでにはいろいろ準備と手続きがあります。
今年の稲作についてJAの説明会に出席しました。
米の出荷は初めてなので2024年1月、JAに必要な手続きなどを聞きに行きましたら、2月に入ったら今年の米作りに関する説明会の案内が来るそうです。内容は、今年の出荷契約、肥料・農薬の申込み、カントリーエレベーターの使用説明などだそうだ。カントリー使用や米の出荷など出てみないと皆目分からないことばかりです。
2月説明会に出席、営農計画書、出荷契約書、出荷に使う米袋の申込などは、来月、同じ集まりがあるのでその際に提出するということで、本日は今年の米つくりの方向性、重点施策などの説明でした。
そのほか必要な手続きはJA正組合になるための出資金、JA金融窓口でするコメ代金の受領口座の登録、組合員向けの広報誌ほか書類送付先の登録などいろいろな手続きがあるようです。後日、分かったことですが、住居地の農家組合に加入する必要があります。JAからの連絡や肥料等の申込書などは農家組合の回覧板で配布される仕組みなんです。早速、農家組合長さんに連絡して加入させていただきました。


米を出荷するには、これまで通りとはいかない。
今までは、自家用の2反ほどの稲作だったから、まー、近所の農家がトラクターを入れれば「俺も入れる」中干しを始めれば「俺も」、肥料はJAで「他所さんは何を使ってる?」って聞いて同じ肥料を使う、こんな感じでした。
今年からは委託に出していた田圃14反が返ってくるので大分事情が変わります。面積が8倍になるから機械も故障しないように保守点検をキチンとしないといけないんですが、メンテナンスはしたことがありません。
農業機械は父の時代のだから年季のはいったものです。トラクター、田植機はいいとしても、コンバインは型が古く小さく13馬力2条刈はスピードが遅く心配です。刈取りが遅くなって秋の長雨にでもあたれば、稲が倒伏して老人一人では処理できないリスクが予想されます。近所の人の4条刈コンバインは倒伏した稲も楽々刈るし、馬力が48馬力だからスピードが速くアッという間に刈り取ります。
だからコンバインだけはコストリターンは無視して3か4条刈に更新しようと思います。それ以外の農業機械は死ぬまで大事にして使うことにします。(コンバインの更新記事はは次の機会に)機械のメンテンナンスも勉強しないといけません。
えーと、そのほか準備するものは本を読んだりJAの情報誌を見ると結構あります。必要なものを書き出して準備します。後日談になりますが、JAや市役所農政課で必要な手続きや申込をあれもこれもと本当に親切に教えてもらいました。
それでも、後日、必要な手続きや申込事項がでてきます。新規農業者自体が珍しいから、先方があたりまえと思っていることが僕には抜けているし、まず、どう聞いたらいいかが分からない訳です。結局、一通り手続きや申込が終わったのは7月に入ってからでした。我慢我慢。
肥料は手間のかからない「一発型肥料」にしようと思っています。
肥料は多く蒔くと稲が倒れるリスクがあります。以前、田植え時に倍の肥料が入り、窒素量が過大となって稲が倒伏した苦い経験があるから要注意です。なので、肥料過大、栄養不足にならないギリギリの線、メーカーの使用基準量の10%減にしたいと思います。それをするためには田植機の散布量調整をしなければならないので、機械オンチの僕としてはメーカーに聞こうと思っています。
肥料は大事な準備、少ない分はあとで追加できるから16反分の肥料25袋にプラス2袋を注文することにしました。

注文した「『楽一』シリーズは、倒伏軽減剤を配合した元肥一発肥料です。「20日~120日までの被覆尿素と倒伏軽減剤入り被覆肥料を配合することにより、倒伏の心配の少ない生育を実現し、かつ増収が期待できる画期的な元肥一発肥料です。」メーカーの説明資料ではかかる表示です。
一発肥料とは田植機に積んで田植えと一緒に肥料をまき、穂が出るときに蒔く「穂肥」という追肥がいらない仕様になっています。素人では穂肥をどれくらいの量使えば適正か分からないし、過大に撒きすぎると倒伏のおそれがあるのもこの肥料にした理由です。それと穂肥を撒く作業がいらないというのは楽でいいですね。
楽一の場合は、肥料分に加えて稲倒伏防止剤(ウニコナゾール)が入っているので今年はこれにしよう。
どれくらい肥料を使ったらいいか。

どれくらい肥料を使ったらいいか。正直分かりません。
今まで使っていた同じ一発タイプの「越後の輝き有機30スーパー元肥」は、15−7−7(N窒素、Pリン酸、Kカリの割合を示す)正味20Kgです。10a 当たり30〜40Kg使用がメーカーの散布目安です。10a当たり40Kgを使用した場合の窒素分は、40Kg×15%=6Kgとなります。
一般的に10a当たりの必要窒素量は5Kg前後だと言われてますから、僕は稲の倒伏が怖いので散布量を30〜35Kg位にして窒素量を4.5〜5Kg程度に抑えてます。
栄養分をおさえてる分、収量は少なくなりますが、米の味は収量が少ないほうが美味しいと言われてます。
除草剤とカメムシ防除剤
除草剤とカメムシ防除剤は種類が多く正直わかりません。経験不足なので専業農家の叔父さんが使っているものと同じにします。人と同じことをする、これが素人には一番安全でしょう。それで、除草剤は「天空ジャンボ」(小袋を田圃に投げるだけだから簡単だ)、カメムシ防除はスタークル粒剤にしました。
苗を注文する
苗はJAに250枚を注文しました。16反×15枚=240枚に若干プラスした枚数。1枚1045円×250枚だから261,250円のコストがかかります。高いけど苗を自力で作ることは素人では難しいから仕方ありません。
田植機を調整して250枚以内で収まるようにしよう。これまでの2反だと軽トラの荷台で積んでこれましたが、今度は苗の運搬用ラックが必要です。苗箱60枚を運べる容量でいい中古の安いのがあればいいな。
農作業スケジュールを考えたが・・・
委託に出していた田圃が返ってくると田圃2反が8倍の16反に増えるので、今度は作業スケジュールを組んでやろうとスケジュールを作りました。後日談ですが、ここまでする必要はありません。16反という規模はそれほどでないからです。農業機械を使ってする主な作業が荒起し・荒かき・代かきまでで9日、田植えが5日、稲刈りが5日という程度ですからラフな予定だけで十分でした。
田圃での農業機械の動かし方も自己流ではダメだ。
トラクターの田起こし・荒かき・代かきの動かし方は、同じところをかき回すと土が寄って凸凹ができます。そうすると水が均等に張らないで田植え、稲刈りにまで影響するということは父も言ってたし、農業本にも詳しく書かれていますが、トラクターで平らにするのはなかなか難しいことです。2反の田圃でも分かっていたんだけど、面積が少ないことと自家消費米ということで適当に耕してスルーしてきました。すぐには出来ないので努力目標とします。
田起こし、代かき、田植えの機械の回り方(ライン取り)も、他所さんの正しいやり方を真似なければならない。今度は適当にとはいかない面積なので回り方を勉強します。写真は亡父がしていた田植え機の動かし方の図で勉強します。

この1枚 Duke Ellington&John Coltrane

1963年発表、コルトレーン36歳、エリントン63歳での共演アルバムです。ほぼエリントンナンバーでコルトレーンのオリジナルは「Big Nick」の1曲のみです。コルトレーンのJazzの巨人、偉大な作曲家、ジャズオーケーストラリーダー、エリントンに対する尊敬と敬愛の1枚だと思います。
是非、聴いていただきたい1枚です。最初の “In A Sentimental Mood”からね。
村上春樹さんは著書ポートレイト・イン・ジャズの中で「個人的に密やかな名曲を自分の耳でひとつひとつ発見していくのも、エリントンの音楽の森 ー とてつもなく巨大な森だ ー に分け入っていくことの、大きな喜びのひとつである。 」と至言を述べています。
コメント