挟まれた木からの脱出には複数のチェーンソーが必要です。
木を切っているとチェーンソーが木に噛まれることがあります。その時の脱出の一番目は、噛まれたチェーンソーの近くに別のチェーンソーで切り口を入れ、噛まれた圧力を逃がしてやることです。二番目はプラスチック製のくさびを切り口に打ち込む、有効ですがチェーンソーがないと解決できないことが多いので予備のチェーンソーが必要です。つまり、木に噛まれる前提で2台のチェーンソーを用意するか、仲間のチェーンソーに助けてもらうことです。ベストは仲間と一緒に作業し、かつ、2台用意することです。

木に噛まれたチェーンソーの救出に向かいました。枝が他の木に引っかかり思うようにいきません。下手するとチェーンソーのバーが壊れてしまいます。さらに救出に向かったチェーンソーも噛まれたりします。おっかなびっくり4口の切り口を入れてなんとか救出できました。

薪の長さは45㎝
美しく薪積みするには長さの統一が重要です。薪は45㎝長に決めて玉切ります。大きいストーブは55㎝位の薪も入りますが、炉内で遊びがあるくらいの45㎝が丁度いいと思っています。仲間と切る長さを予め決めておけば互いに融通しあえます。割るにも10センチ短いと随分重さが違い楽です。


ミズナラの株から6本
法面の端にある6本の幹が生えているミズナラの樹、根本が風や雨、雪で侵食されていています。大風が吹くたびに風に揺れ、倒れるリスクが高く優先的に切ることにしました。何しろこの法面の下には林道がありますから倒れたら大変です。

ミズナラは1つの株から複数の芽が出ます。この木は一つの株から直径50~60㎝の6本の幹が生えていて切りづらい木です。そして、法面に生えているので足場が悪く、林道から10m程度の高さがあり落ちたら大変です。切ったはいいが枝が隣の木にからまって落ちなかったら最悪です。一本ずつ慎重に切ってゆきます。切り残した株はまだ薪として利用できるから来春には残りを切り落とします。もったいないですからね。



熊の主食のミズナラやブナの実が大凶作
熊は冬眠前に冬眠に必要な大量の栄養を取ります。2025年の熊騒動は、冬眠を前に山にエサがないから里に下りてきたということです。ミズナラの実(どんぐり)とブナの実が代表的なエサです。ところがブナは毎年花が咲かず、2025年はブナは大凶作の年でした。どんぐりや山栗も春先に赤ちゃん実をつけましたが、猛暑日照りで雨が降らず結実しませんでした。
今年の特徴は子熊です。令和4年はブナの実が豊作で、翌春(熊は冬眠期間に出産するそうです)に生まれた個体数が多く、多くなりすぎた子熊と母熊はオス熊に山を追われ里に出てきたという構図です。来年は豊作凶作に関わらず柿の味を覚えた子熊が成獣になり里に現れる可能性が高いと思います。

エサとなるブナは毎年花が咲かないそうで、ブナの赤い花を見つけたのはこれだけで春から凶作とみていました。結果、全国的に大凶作の年でした。
ミズナラも春先にどんぐりの赤ちゃんがついていましたが、その後の雨不足で成長が止まり結実しませんでした。



山栗は実がついたものの雨不足で枯れて多くが落下し動物たちのエサになりませんでした。
唯一、平年作だったのはクルミです。クルミは水のある沢沿いに生えるので日照りの影響は少なかったようです。なので熊がクルミの木に登って捕食している目撃情報も多かったようです。クルミは実というより青い果肉を食べるようです。


山で熊に出会わないために
里山整備の山に着いたら、まず、熊に「ご挨拶」です。チェーンソーのエンジンをかけて吹かして、「今、はいったぞー」とお知らせします。熊は臆病で嗅覚、聴覚が高いのでこれだけで近くには寄ってきません。熊と出会った実体験はありませんが、山では出会い頭の遭遇でなければ熊と出会うことはないといわれてます。しかし、ニュース等でみると里に下りてきた熊の行動は異なるようで、熊自身が危険を回避するために人を襲うそんな感じがしています。
怖いと思ったらもうダメ
昨年、熊騒動が盛んに報道されていた10月初め、実施が遅れていた千メートルほどの山にある鳥獣保護区表示版の確認作業をしました。冬が来る前に表示版が壊れていないか確認して写真を撮る作業です。秋の長雨で稲刈りが遅れに遅れギリギリのタイミングで実施です。里では家の近くの中学校辺りまで熊が出て大騒ぎの最中です。
前日からの雨が止む予報もありましたが、登山口の駐車場には1台の車もなく秋の長雨で山全体が濡れています。「この山に独りだけだ。」と最初から嫌な感じで登り始めました。熊よけの電子ホイッスルを5分ごとに鳴らしての歩行です。雨雲レーダーでは雨はしばらく降らない見込み、陽も射してきました。表示版の無事を確認して、山頂でおにぎりをいただいている間は晴れ間ものぞく天気です。次は下山路にある表示版に向かいます。見事なブナ林が続く登山道の中間地点にある表示版も無事でした。
ところが空は雨模様に変わり、陽の射さない鬱蒼としたブナ林は暗く気持ち悪く、「熊が」と思った瞬間から怖さが頭を支配します。道は沢沿いに入り入山者の踏み跡も少なく、胸までの丈の草が密集してきました。陽がささないどころか暗くなってきました。「怖い怖い」と急ぎ、ようやく登山口の長松戸隠神社が見えたらホットし怖さがいつのまにかいなくなりました。

八海山特純と鮎の塩焼き、枝豆
秋の味覚、鮎の塩焼きと枝豆、きゅうりの辛子漬け、完熟トマト、いんげん豆の胡麻和えです。鮎は釣りが趣味の薪仲間が焼いて届けてもらったものです。枝豆ほかの野菜類は自家製です。さっそく酒屋に走り「八海山特別純米酒」を買い求め味わいます。


この1枚 武蔵野タンポポ団の伝説
高田渡、シバ、若林純夫、山本コータロー、村瀬雅美のセッション・バンドでアメリカンフォークのルーツを日本語で歌っています。日本フォークの草分け的存在の故高田渡さんが中心のバンドです。武蔵野タンポポ団というバンド名どおり開放的なおおらなか感じがいいですね。53年前、1972年発売のアルバムですが再編集したのかクリアなスリーフィンガーのギターの音色が素晴らしいです。曲は「サンフランシスコ湾ブルース」「淋しい気持ちで」「その朝」ほか8曲です。Youtubeでも聴けますの是非どうぞ。



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