薪を入手するにはどうするか、お悩みの方も多いと思います。僕も最初は薪の入手が出来ませんでした。しかし、長い間に少しづつその辺のノウハウが蓄積しますから大丈夫です、薪ストーブ生活を楽しみましょう。
薪の入手は、まず、最初の一歩は住んでいる町の薪ストーブユーザーと親しくなることです。大勢のネットワークでアンテナを張り、薪情報を得ることが近道です。
薪ストーブは長く楽しめる遊びです。仲間と一緒に樹を切ったり、親しく情報交換して「薪ストーブのある暮らし」を楽しむことが長続きする秘訣です。また、薪ストーブ生活を長年していると、地域の人から認知されて、この樹を切ってくれとオファーもでてきます。
山での作業は危険がつきまとう。
樹を切るのは危険を伴いますからチームを組んですることが重要です。今日の里山整備で入手する方法もチームを組んでやります。
里山整備事業 里山は荒れてます。
当該事業は「荒れたまま放置」されている里山を整備することです。薪は煮炊き、風呂、囲炉裏・こたつなどの暖房に使われてました。燃料が灯油、プロパンガス、都市ガスに代わってゆくまで薪、木炭を使っていたのです。ですから里山は燃料、薪炭材の燃料基地として大事に使われていたのです。樹が燃料として使われなくなってから、需要のない里山は次第に荒れてきました。
近時は熊の被害も多発しています。原因の一つとして里山が荒れたまま放置され、熊の住む山と人里との区別ができないことによるという意見もあリ、里山整備はその対策としての意味もあるようです。
里山整備事業とは
里山整備事業は、計画書、申請書を市役所に提出する手続きから始めます。承認されたら、いよいよ作業開始です。この辺でボイ切りという下草刈りをしてから、立木を3割ほど間引く間伐方式です。間伐は全伐と違い森を再生させるいい方法です。我々、薪ストーブユーザーはその間引いた樹を薪として利用できます。そのほか木は炭用材として、茶道、焼き肉店などにかなりの需要があるようです。魚沼市では森林利用を図っていて、里山整備事業で薪炭材の広葉樹を出荷する場合、24千円/1㎥で補助してくれます。面積的には実施した整備面積により、下草刈・伐採費用として310千円/1haを上限に補助します。山林の平面面積でカウントし傾斜は考慮されませんから実面積は平面面積よりかなり広く、1haの1/10=10a=1反もできればいいほうです。メインの自己使用する薪は3千円/1㎥の補助がありますからありがたい話です。

市の里山整備事業募集に向けて現地調査
自治体の里山整備事業に応募する準備で現地調査をします。市役所で入手した図面と地形を照らし合わせ、山林所有者の山を確認します。里山整備をするには所有者と隣地所有者の伐採の同意を得なければなりません。また、倒した木を林道まで運びだすことができる地形かどうかの確認は必須です。広さ、傾斜は大丈夫か、全て人力作業になりますから林道までの距離が長いと運びだせません。いくらいい樹があっても運び出せないではダメです。

ミズナラが林道に倒れそうです。
こんな現場もあります。林道の法面の際に生えているミズナラの根本の土が崩れ倒れそうです。道にせり出した樹の自重でいずれ倒れます。応急処置で樹を切り道が塞がれないようにしないと心配です。


かなりえぐれていて、今にも倒れそうです。

下草で密集した山の様子(里山整備前)
現場はこの辺でボイという下草が密集して奥のほうにどんな樹があるか分かりません。鬱蒼として陽の光も届かず、森の新陳代謝ができない状況です。


分け入って調べると密集した下草の奥に立派なミズナラがあります。これは薪にいい樹です。
手始めに法面を刈るとこんな感じです。
里山整備では下草は全部刈ることが要件です。下草といっても薪炭材になる低木の広葉樹です。直径が20㎝もある木もあります。ここは、ほとんどが山ツバキでチェーンソーで切ってゆきますが、ミズナラの幼木などは次世代に残します。下草を刈り立木を間引けば、陽が当たり木の成長を促がし、森の新陳代謝が進みます。多分、今度はキノコも生えてくると思います。



下草を刈り終えたところから立木を倒します。

立木を切り倒すときは危険が伴います。また、倒した木の枝を切る際は、注意しないとチェーンソーが枝木に噛まれたり、切った幹が動き、身体が木に挟まれる危険があります。そうなったら、一人では脱出できません。万一の事故に備え必ず複数で作業します。また、玉切ったコロを搬出するのも一人では重労働ですから協力して運びます。
ここの樹種は朴ノ木が多いですね。朴ノ木は柔らかい木で簡単に割れます。硬いミズナラと違い、すぐに火がつきますのでスターターとして重宝します。


ボイ切りで出た薪炭材は炭用材に出します。
下草刈ででたボイは薪炭材に適した硬い木です。もちろん薪にも適していますが、45センチの長さに切りそろえたりや乾燥のため薪積みをすると量のわりに手間がかかりますので薪炭材とします。


自家用の薪を割り小屋に積みます。


薪小屋の真ん中あたりが運び出した朴の木です。このブロックに積み終えると4立米ほどになります。


この1枚 Bob Dylan 「Planet Waves」
1974年のこのアルバムはThe Bandが参加したスタジオ制作アルバムです。
「Forever Young」「Hazel」が印象的ですね。当時としてはThe Bandの影響なのか、Dylanが変わったのか美しいメロディの曲が多いと感じたアルバムです。
Bob Dylan&The Bandでは「The Basement Tapes」「 偉大なる復活」のアルバムがあります。

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