2024年「お米の通知表」魚沼コシヒカリを食味と外観で格付

成績表はこれ「食味品質評価票(玄米)」総合評価Aでした。

 総合評価は「A」でした。主な調査項目別の解説は以下です。
食味格付は上から2番目の「S」ランクでした。主にタンパク質含有量は普通でしたが、やや、多かった点はマイナスです。アミロース(デンプン)が低い点が「良い」でプラスです。外観格付は主に未熟米が多く整粒割合が、やや、劣るでマイナスでした。

総合評価は食味格付「S」と外観格付「A」のいずれか低い方で判定されます。
この評価結果は「あくまでも機械判定による参考値であり、等級検査結果と合致しませんのでご了承下さい」とのコメントがついています。

  • 水分    ・・ 「普通」   食味・整粒歩合に影響し過乾燥は味が落ちる。
  • タンパク  ・・ 「普通」   数値が高いと固いご飯になり、美味しくないと言われる。
  • アミロース ・・ 「良い」   デンプン質・アミロースが少ないほどご飯の粘りが増し美味しいと言われる。
  • 脂肪酸度  ・・ 「やや良い」 玄米のヌカ層の酸化(古米化)すると数値が高くなる。
  • スコア   ・・ 「やや劣る」 主にタンパク質含有量で測定、総合的な食味値
  • 食味格付  ・・ 「普通」   主にスコアを基準に5段階表示
  • 外観品質(整粒)・「やや劣る」 

いい米の判断は? 数値判断基準があることは幸せだ。

 このような数値判断基準があることは幸せです。数値目標があれば対策を考えられますからです。ネットで調べると「デンプン中のアミロース含量が低く、タンパク質含量が低いと食味が良い」という分析機関の調査があります。どうやら、タンパク質とデンプン質・アミロースの割合が食味を左右するようです。

 タンパク質は6.4%で目標範囲は6.0%以下です。タンパクは低ければいいというわけでなく、低すぎると食味が落ちるらしいから注意が必要です。「低タンパク化すると食味が良くなるわけではなく、5.5~6%以下ではむしろ評価が低下する傾向にある。」という分析もあります。なので、6%前後位がいいのかなと思います。

 それではタンパク質を高からず低からずに抑えるにはどうすればいのいか。肥料(窒素分)は栄養素として収穫量を増やすために不可欠だが、多く与えると倒伏するしタンパク質含有量が増えるという関係があります。

稲の生育情報をネットで入手できるいい時代になった。

 昔から「肥料(窒素)を多く与えると収量は増えるが食味は落ちる」と言われていました。父の時代でも肥料(窒素)の適正施肥量は把握されていたようですが、今のように数値情報を共有できる時代ではありませんから、外観品質「米粒が透明で粒が揃っている」それがいい米の判断基準だったと思います。



 現在は更にタンパク、アミロース分析が進み、かかる数値情報もネットで簡単に共有できる時代になりました。ただし、作物の特性上、米は1年に1回しか栽培結果が得られません。それに、一般農家では無制限に検査サンプルをとれませんし、リアルタイムに分析結果が分かるという訳にはいきません。ですから、この通知表のタンパク質含有量の数値を注視して施肥量を検討します。分からない点はネットで調べることができるから便利になったものです。

「食味格付」の自己評価

「食味格付」改善項目はタンパク含有量で測定してるスコアです。タンパクの評価結果は「普通」ですが目標範囲6.0%以下に対して6.4%だった点が、スコアが「やや劣る」になった要因だと思います。結果から思いあたる点は2つあります。ひとつが、イネの倒伏が心配で肥料を基準量の90%にしていること。ふたつめは、稲刈時に田圃が固くなるように登熟期に水を早く落としてることの2つです。

ポイントのタンパク質6.4%は、ネットで調べると玄米に含まれるタンパク質は平均6.8%」です。この数値が低いほど粘りの強い美味しいご飯になるといわれています。
一方では「5.5~6%以下ではむしろ評価が低下する傾向にある。」(肥料不足による栄養失調のことかな)という意見もあります。

「食味格付」を良くするためには

「食味格付」を良くするためタンパク質含有率を下げるには二つの方法があるそうです。

タンパク質を少なくするため窒素分の多施用を行わない
元肥が切れる出穂時に穂肥を多くやれればモミは太りますが、タンパク質含有率も高くなるので穂肥の多施用はしないです。

これまでの僕の理解では、穂肥を適正に撒く経験もなく過剰施肥になると困るから、反収は少なくても穂肥は使わないで一発型元肥だけの使用でした。ただ、もともとの地力を豊かにするため秋の気温の高いうちに稲わら、イネ株をすき込み微生物分解を促すようにしています。しかし、夏の高温化に対応するため栄養としての穂肥の必要性が叫ばれていますので、穂肥を使うかは要検討事項です。

②収穫間際までデンプンを多く蓄積、相対的にタンパク質の割合を低くする
このため「登熟後半の生育を良好にし、収穫間際まで玄米の粒厚を厚くすることが重要です」という記述があります。僕の場合、稲刈時の圃場を固くするため登熟期に早く水を落とし過ぎて、登熟後半の生育がイマイチのような気がします。今年はその辺をキャリアのある人から教えてもらい太りの検討をします。

なお、「デンプンを多く蓄積させ」はデンプン質のうちアミロースは低く、アミノペクチン量を増やすということでしょうか、かなり難しいですね。具体的な方法は分かりません。

ついてはタンパク質の目標を「高からず低からず6.0%の前後の範囲」にしてみます。

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「外観格付」の自己評価

 改善項目の2つめは未熟粒です。登熟期に早く水を落としたのと元肥をメーカー基準の90%にした栄養不足が原因と思われます。

「デンプンを多く蓄積させ相対的にタンパク質の占める割合を低くする」ために「登熟後半の生育を良好にし、収穫間際まで玄米の粒厚を厚くすることが重要です」という記述が答えだと思います。昨年は倒伏防止剤の入った肥料で倒伏しなかったことから、今年は元肥料を基準どおり与え、登熟期間中は水を落とさず飽水管理で太りを目指します。

どれくらい肥料(窒素分)を使えばいいんだろうか。

昨年から肥料を「楽市20W」という倒伏防止剤のはいった一発型の肥料に変えましたが、施肥量は本当に倒伏しないかどうか心配もあり、メーカーが示す施肥基準量の90%にしました。結果、天候にも恵まれ倒伏はありませんでした。

今年も倒伏の可能性は低いと思うので、「タンパク質を少なく、かつ、デンプンを多く蓄積させ、タンパク質の占める割合を低くするため施肥量は基準通り100%にして栄養を与えようと思います。稲が転ばないことを祈ります。

 去年初めてこの肥料を使いました。値段は高めですが効能のとおり稲の倒伏はありませんでした。他の人のコシヒカリと比べ草丈が15センチほど短くなる特徴があります。倒伏防止に大いに役立ちました。

この1枚 Tom Petty 「Full Moon Fever」

多分、Tom Pettyで一番有名なアルバムではないでしょうか。親しみやすいメロディで、
サザン・ロックを代表するアルバムです。Tom Pettyの声、重厚なサウンドがいいですよね。

代表曲「Free Fallin」はこのリフレインが印象的です。
And I’m free,Free fallin
Yeah J’m free,free fallin

俺は諦めないと歌う「I Won’t Back Down」は、アメリカ9.11のチャリティで歌ったメッセージ性の強い歌です。

I Won’t Back Down
Well I won’t back down, no I won’t back down
You can stand me up at the gates of hell
But I won’t back down

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