小さな仕事

農業はリタイア後の最も人気のある仕事の一つです。天気が良ければ野外で作業して雨が降れば休み、自分のスケジュールでやれるストレスの少ない仕事です。そして作物という自然からの成果物を得られます。

しかし、人と会って話をするという基本的な社会性が薄れるデメリットもあります。零細な農家は一人仕事か、家族労働が普通です。誰とも話をしない日が続き、一週間カミさん以外とは誰とも話をしなかった日々が普通になります。

リタイヤ後に小さな仕事、短期のアルバイトをしました。今日はそんなテーマです。

春の田おこしは晴天だと駒ヶ岳、中ノ岳、八海山を望みながら作業します。

魚沼コシヒカリの育苗

僕の圃場に植えるコシヒカリの苗をいただいている大農家で育苗の手伝いをしました。このあたりでスジマキと言っている「種子蒔き」と苗の「箱出し」です。いずれも午前中だけの仕事で、種子蒔き作業とその翌日に芽がでた苗の箱出し作業を都合7回しました。

我が家の田植えに使う苗を自分で作る事は意味のあることです。メンバーは70歳以上の高齢者ばかりで体に負担がないようにお茶の一服休みを長く取ります。それほど体の負担もありませんし、作業中や休憩時にいろいろ世間話ができる楽しい良いアルバイトです。

大学図書館

農作業が終わった11月、この地域にある大学図書館のアルバイトは退職者の補充までの5ヶ月間だけの短期間、週4日午前中のみの小さな仕事です。学生のWinter講座、Spring講座に使う参考書を蔵書から集めデータベースに登録して貸出準備するのがメインで、ほかに新着図書の表示や蔵書のチェックなどが主な仕事です。

図書館は整理整頓清掃(5S)が行き届き清潔で、厳冬期でも暖かく利用者は学生や教師がほとんどの静かな環境の良い職場でした。

職員、海外からの留学生と話したりで刺激を得られ、久しぶりにPCで仕事をして楽しかったです。また、機会があればアルバイトしたいと思える素敵な職場でした。

小さな仕事の効用

現役をリタイヤしても働く高齢者の数が増えています。それは年金だけでは生活できない事情もありますし、金銭的により豊かな生活を楽しみたいということもあります。また、健康で働ける労働年齢が伸びたと言うこともあります。

①小さな仕事での生きがいや喜びがあります。②社会とのつながり意識を持てます。③健康的な生活を送るという意味合いもあります。

小さな仕事は負荷が全然違います。現職時と違い負荷がなくなりストレスから解放された小さな仕事の就労観は一変します。

報酬を得られるのはいいことだ。

小さな仕事をして報酬を得る、これは良いことです。小さい報酬を得ることで小さな仕事でも社会に役に立つことを実感できます。もちろん、働く時間は短く短期のアルバイト程度ですから報酬は少額です。現役で働いていた給料とは違います。それでも働いて報酬を得るという喜びは格別です。これが無報酬で行われるボランティアとの違いです。もちろんボランティアでも社会に役に立つ実感は得られます。報酬を得て働くことが長続きする要因です。

この1枚 New york trio 「Begin The Beguine」

ピアノのBil Charlapがリーダーのトリオで、コール・ポーターの曲で構成されてるコール・ポーター・ソングブックです。Bil Charlapの艶やかなピアノが際立つ一枚でスイング感ときれいなハーモニーが心地よい時間をもたらしてくれます。やっぱりこのアルバムのおすすめは「Begin The Beguine」ですね。アルバム全体を通して美しいメロデラインを存分に味わえます。

神楽南蛮味噌

稲刈りが終わり畑の後片付けで採れた野菜の紹介です。とても辛い魚沼地方の伝統野菜「神楽南蛮」を油で炒めて水分を飛ばし旨みを凝縮します。味醂、砂糖少々、麹の効いた甘い白味噌を加えれば「神楽南蛮味噌」の出来上がりです。ご飯にあうピリ辛常備菜です。非常に辛味がありますがなんともいえない香りと辛いだけでない深い旨みが特徴です。

t.yakubo

地方銀行、リース会社、酒造メーカー勤務後67才で160アールの稲作農家を始める。

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コシヒカリ栽培の記録
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