田植機で苗と一緒に肥料も撒くのが一般的になってきました。従来の田んぼ全面に肥料を撒くのに比べ70%位の量で済みます。また、手間も省け効率的です。農家なら興味ある、田植えで肥料と苗をどれだけ使うかが今回のテーマです。
肥料がいっぱいでると稲が転び悲劇になる。
田植機は、以前、肥料出口の部品を違う位置にはめたことが原因で、田植機から肥料が倍もでたことがありました。肥料が足りなければ農協に買い足しに行けばいいくらいに思っていたら、その年は窒素分が過剰でお盆頃から稲がバタバタ倒れ、稲は腐り、手刈りする悲劇となったんです。機械オンチと肥料が出すぎるとどうなるかを知らない無知の自分、そこに悲劇の恐ろしさがありました(大反省)。

田植機 肥料がどれだけ出るかテストする。
肥料がどれだけ出るかを確認するのが田植機の「繰出しテスト」です。手順はこうです。
①油圧ロックレバーを開にして、植付部を地面30センチ位に降ろして、安全のため油圧を閉じロックします。
②作溝器の下に洗面器を置き、ブロワを回しながら手動ハンドルを反時計回りに10回転(10秒)して肥料を落とします。
③排出した肥料の重量を実測
説明書では重量を測定してみて、20〜50キロ/10aの場合は100グラムが標準で、実測値が90グラムだと施肥量調量金具(出荷時は20位置)を1目盛り分多くすると記載されてます。

1反にどれくらい窒素を入れたらいいんだろうか。
今回、初めて使う肥料の「楽一」の仕様は1袋あたり15kg、窒素割合は20%です。
田植機の施肥量調量金具の位置「25」は肥料を25kg/反撒くメドです。取扱説明書だけではなかなか分からないので慎重に調整します。
メーカーの推奨窒素量は1反当たり2袋30kgで窒素分6kgです。田植機の施肥量調量金具(写真)は30位置です。僕の予定肥料量は少し少なくして、1.7袋25kg窒素分5kg(窒素量5kg÷窒素割合20%)を使います。少なすぎて肥料不足にならないかと悩みます。
肥料排出量を25位置でテストすると標準の100gに対して概ね90gの排出でした。やはり、機械排出量は正しいです。その場合、1目盛り上げて実測してみるとの記載があり、1目盛り上げると約100g出てきて標準の約100gになりました。
この楽一という肥料は稲丈を抑制して転びにくくしているということですが、初めて使う肥料ということもあり、結局、目盛りは25のままで約10%少ない施肥量で田植えをすることにしました。
2024年は肥料「楽一」を1.9袋/10アール使ったので、1反当たり約28.5kg 窒素分は5.6kgと標準より若干少なめです。販売店では少し多めに使った方が良いということですが、どうなるか秋までわかりません。
2025年は1目盛り上げて25と30の間、28位にしました。計算上は昨年の使用実績28.5kg✕100/90=31.7kgで若干多く出ることになります。実績は2袋/10aで若干、肥料は多めにでたと思います。なお、全体の使用量あぜ際を広く取ったのでその分少なくなり全使用量は昨年同様の1.9袋/10アールでした。
2026年は30位置にしました。実績は2.2袋/10aで多めにでたと思います。

金具の位置を25、28位、さらに30に変更しました。

肥料の購入量
去年の残りが8袋ありましたので注文数は30袋です。このほか穂肥施肥で8袋ほど注文します。ロシア・ウクライナ戦争、中東イラン戦争で肥料の価格が随分上がってます。農薬も石油を原料とする資材もことごとく値上がりです。ほとんどの小規模農家は米価を自分で決定できないので原材料価格の高騰は困ります。

苗の量
2025年の苗使用量は246枚、圃場面積が約16反で1反あたり15.5枚使いました。2026年は苗使用量は259枚使いました。昨年、植えなかった条を植えたので増加しました。
苗取り量調整レバーは、一番少ないにしています(ディフォルトは6段目)。苗4〜5本をメドに植えてみたら1本苗が多少でたので、目盛りを1つ上げたら苗量が大幅に増え一番少ないに戻しました。
植付深さ調節レバーは、ちょうど真ん中のディフォルトの3位置、実作業ではこの深さのほうが浮き苗が出ないので良いみたいです。

田植機を格納する。
田植が無事終わり洗浄、油注入などなどメンテナンスしたら機械を格納します。田植機いの前はコンバインの格納スペースです。車庫の奥行きが650センチ、田植機が255センチ、コンバインが407センチなので、2台入れると662センチになり奥行きが若干不足します。それを田植機の前輪部分下にコンバイン刈取部を潜らせてなんとかギリギリ入れます。かなり神経を使い慎重に格納します。なお、田植機は1年間お休みだからバッテリーは完全放電しないように外しておきます。

この1枚 Elton John 「Goodbye yellow brick road」
エルトン・ジョンの1973年リリースの7枚目のアルバム『グッバイ・イエロー・ブリック・ロード』の40周年エディションを聴いてみました。
なんと52曲も入っているアルバムです。Elton Johnの最も売れたアルバムで後輩ミュージシャンのカバー曲や別バージョンの曲もあります。有名な曲のオンパレードといったところですから、曲の紹介は省きます。僕が高校生か大学入学位の発売だったと思います。当時から見た目はオジサン然といった感じで、とてもロックミュージシャンという感じではなかったですね。でも素晴らし曲を量産した方で英国からSirの称号を与えられたスーパースターです。この中でもともとはマリリン・モンローへの追悼曲として書かれた「Candle in the wind」はダイアナ妃の追悼歌として歌われているのでご存知の方も多いと思います。このアルバムは買うと高額なので買うには躊躇しますが、Amazonに加入の方は自由に聴けますから試聴されるときっと気に入っていただけると思います。



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