雪が一晩に１メートル積もる。Bill Evans　Waltz for Debby

今日が９月２２日だから、あと２ヵ月もすると雪のシーズンがやってきます。１２月の初雪から約４ヵ月を雪と仲良く過ごす日々がやってきます。

大寒波はクリスマス、正月明け、節分の頃にやってくる。雪の散歩はいいもんだ。

朝きれいに除雪した道を散歩する。休日に乾いたパウダースノウが降り続くなかを散歩するのは気分の良いものです。ウエアに降り注いだ雪がサラサラと落ちてゆく。気温が低いので歩くとキュキュと音がする。しかし、近年はそんな雪が降る日はとても少なくなった。

１２月の初雪の頃に降る湿った重たい雪は怖い。

　暖冬少雪、大雪と繰り返すが、やはり気候変動の影響が出ている。2020年12月に関越高速道路で2100台の車輌が立ち往生し全国的に有名な事故となりました。それ以来、気象庁や報道機関では「大雪の時は不用不急な外出は避けるように」と過剰なほどアナウンスメントしています。それで良いと思う。この時も湿った重たい雪が降った。雪国に住んでいても１２月降り始めの重たい雪は注意する。事故が起きるのは重たい雪が多い。

　僕が子供のころ、冬に雨が降ることはなかった。それが、雨、雨に変わった。よほどの寒波がこないかぎり雪を降らせるまでの気温低下がないということだろう。近年、一番感じるのは水分を多く含んだ雪ということ。温かい日本海の海水温が大量に蒸発して雪に変わる。その段階での気温はそんなに低くないため、それが湿った雪でということだろう。

　新潟県、それも僕が住む魚沼は積雪の多い地域で有名だ。日本海で蒸発した雪雲が魚沼の高い山、越後山脈にぶつかり大量の雪を降らせるという。ところが、今ではより気温の低い北海道の日本海側、青森に積雪の多さが移ったようだ。

　

クリスマス、年末寒波である程度の積雪がないと少雪の年になるようだ。

今年２０２３年冬は暖冬・少雪の年でした。１２月のクリスマス、年末寒波である程度の積雪がないとその年は少雪の年になるようだ。ベースの根雪がないと、年明けに大雪といってもたいしたことにはならない。

低温で乾いた雪が降り続くと怖い。

雪のインフラ対策もちゃんとあります。

雪は怖くもあるが美しくもある。

この１枚　ビル・エヴァンス　Waltz for Debby